月別記事一覧: 2021年2月
2021.02.22宮城県(仙台市、東松島市、石巻市など)で顔面神経マヒ、BELLマヒ突発性一側性顔面神経マヒでお悩みの方へ
表情筋やまぶたの筋肉が機能せずにだらんとなるいわゆる顔面神経マヒがあります。具体的にはまぶたが下がり目がしっかり開けられない。口の端の口角が下がったまま口の開閉が思い通りにならない。見た目で左右の顔が別になる状態です。 これにはBELLマヒと呼ばれることもあります。 一口に顔面神経マヒといっても二つに分けられることを理解するのが重要です。一つは表情筋に投影される大脳皮質運動野か大脳辺縁系帯状回そのものか、そこから橋までの神経経路の障害が原因による上位運動ニューロン由来にもの。そして橋から表情筋に神経の伸びる三叉神経や顔面神経の脳神経由来の下位運動ニューロン由来のものに分けられます。難しい言葉で書きましたが大まかに大脳が原因の中枢性なものか、三叉神経、顔面神経の障害の下位の障害かで理解していただくといいでしょう。 そして、どちらが原因かを知る目安をあげます。 見分け方ですが大脳由来も顔面神経由来も下半分の顔面が動かないのは共通しています。違いはおでこにあります。 大脳由来の場合はおでこは動かすことができるので眉間に皺を寄せられます。 逆に、顔面神経由来に場合はおでこは動かせないので眉間に皺を寄せられません。 この違いをよく見極めてください。特に中枢性の場合であるおでこが動く場合はすぐに脳外科医に受診してください。 また、突発性1側性顔面神経マヒのベルマヒは顔面神経の機能により次の特徴もあります。 唾液腺が低下でドライマウス。涙腺低下でドライアイ。味覚の低下。動かない顔の反対側に顔が寄る。 BELLベルマヒは最近まで原因不明とされてきましたが、最近ヘルペスウイルス1型活性化が原因なのもわかってきました。 お年寄りだけでなく女性に多いヘルペスにかかったことがある方は若くてもなる可能性があります。 この場合対応としては酸素、グルコース糖、刺激が有効です。ウイルスですので医師からの診断もちろん受けてください。 ヘルペスは身体が弱った時やストレスで活性化します。お身体に意識を向けて不調を感じたらすぐにケアしてください。 お悩みの場合はLINEでも相談承ります。 宮城県東松島市石巻市の整骨院 やもと整骨院
2021.02.12緊張型頭痛
日頃、デスクワークや長時間の運転などで頭痛や肩こりに悩んでいませんか?? 一括りに『頭痛』とは言っても症状や原因によっては名称が数々あるため、自分がどの頭痛に分類されるのか分からない!という方が多いかと思います。そこで今日は『頭痛』を代表する緊張性頭痛についてお話します。 緊張性頭痛とは無理な姿勢の維持や長時間のパソコンの使用などによって、目の疲れや倦怠感などとともに痛みが現れやすいもので後頭部から首筋を中心に頭全体がギューッとしめつけられるように痛みます。 吐き気や嘔吐などといった頭痛以外の症状は現れず、日常生活への支障も片頭痛ほどではありませんが、数時間で治まる場合や、頭痛が数ヶ月以上も続くなど、慢性化するケースもあるようです。また患者は中高年に多くみられますが、パソコンの使用頻度が高い若年層にも増えているようで片頭痛と合併することもしばしば認められます。 それでは一体どのようなことをすれば緊張型頭痛を予防できるのか??まず第一に長時間同じ姿勢をとらないこと!!姿勢を正して、同じ姿勢で長時間の作業をしないようにしましょう。次に枕の高さを見直してみましょう。高すぎる枕、柔らかい枕は首の負担になり、知らず知らずのうちに筋肉を緊張させることに。高すぎず、柔らかすぎない自分に合った枕を選ぶことで予防ができます。最後に肩、首の血行アップをさせる為に気づいたときには以下のような簡単なストレッチをこまめに行い、首や肩の筋肉の緊張をほぐしましょう。 ① 両肩を上げてストンと落とす 両肩をキュッと上げて、ストンと落とします。力を入れすぎず、自然な状態で10~20回程度行います。 ② 首を左右に倒す 左手を頭にのせて、右肩の力を抜いて左側へゆっくりと首を倒します。反対側も同様に。左右とも5~10回程度ずつ行います。 ③ イスに座って前屈 イスに浅く腰をかけ、脚を前に伸ばします。両肩の力を抜いてリラックスしながら、首を前にゆっくりと倒します。5~10回程度行いましょう。 もう既に緊張型頭痛なってしまった対処法は…? 1)温めて、こりをほぐす マッサージ、蒸しタオル、半身浴などで温めて首、肩の筋肉のこりを取り血行をよくしましょう。先にご紹介したストレッチも効果的です。 2)気分転換をする 頭痛が始まったら、心身にストレスを加えていることを中止し、例えばその場所から離れるなどして、早めに気分転換をしましょう。疲労による筋肉の緊張、血管の圧迫などによって発症することから副交感神経が優位になるようリラックスをして症状を少しでも抑えることも重要です。 もしも病院や整骨院を来院される場合は適切な治療を受けるために「受診メモ」を用意して症状などを整理していくとよいでしょう。 【受診メモの項目例】 ・最初の頭痛はいつごろから始まったか (痛む場所、痛み方、前兆や随伴症状の有無、それ以降の頭痛の頻度について) ・現在の頭痛について(痛む場所、痛み方、前兆や随伴症状の有無、頻度など) ・頭痛のとき、温めるのと冷やすのとではどちらが楽になるか ・頭痛の最中に頭や身体を動かすとひどくなるか ・頭痛の最中に光や音、においなどを不快に感じるか また頭痛には脳腫瘍・くも膜下出血、膠原病、緑内障などその他の病気が潜んでいる危険性もあるため、これらの可能性を除外するために頭部CTやMRIなどの画像検査、眼底検査、眼圧検査、血液検査など行ってから頭痛治療に専念するのも良いかと思います。
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