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月別記事一覧: 2021年1月

2021.01.18突発性難聴と三叉神経起因の耳鳴り.慢性中耳炎について

 コロナ禍においては頭痛や耳鳴り、自律神経不調など様々な不定愁訴が増加傾向です。今回は耳鳴りに焦点をあてさせていただきます。  耳鳴りには『耳鳴り』と『耳鳴り感』があります。『耳鳴り』は内耳神経の蝸牛神経という耳の感覚神経が異常発火して起こるものです。 また、三叉神経起因による耳鳴りもあり、こちらは『耳鳴り感』というもので手技療法でアプローチも可能です。三叉神経というと咀嚼筋を働かせることから顎の痛みや顔面痛みのイメージですが、重要な支配筋に鼓膜張筋、口蓋帆張筋がありこれらが耳の障害に多大な影響を与えることがあります。 そもそも音を聴く場合、外耳道(図の青い部分)から入った音波に鼓膜が振動し、鼓膜だけの振動では音を拾いきれないので鼓室(図の緑部分)にてツチ骨キヌタ骨アブミ骨が振動を増幅させ蝸牛(図の赤い部分)に入りリンパ液を振動させることにより耳の有毛細胞が発火して音を認識します。 耳鳴りにはキーン、ジーンという高音のような聞こえづらさと、ボーっ低音が邪魔して聞こえづらいいわゆるプールで耳に水が入った時のような耳鳴りがあります。前者が内耳神経、蝸牛神経由来の耳鳴りであり、後者は三叉神経起因の耳鳴りで『耳鳴り感』となります。  耳鳴りでお悩みの方はご自身の耳鳴りがどちらに分類されるかを見極めるのも改善への道につながります。 図の中の鼓膜張筋(1枚目図で言えば黄色部分)が収縮すると鼓膜をピンと貼り高音を拾い、緩まると鼓膜が弛み低音を拾います。イメージするには太鼓がイメージしやすいです。太鼓の皮をピンと張ると叩く高い音が出て、緩く張るとボンッと低い音が出ます。三叉神経中でも脳幹における橋に所在する三叉神経運動核からでる神経がこの鼓膜張筋を支配しており、三叉神経機能低下によりこのような高音や低音の聞こえづらさが突発性難聴にもつながります。  また、耳鳴り感には同じ三叉神経運動核から伸びる神経支配で口蓋帆張筋も関係します。先程あげた耳に水が入ったような聞こえづらい場合です。このメカニズムは一枚目の図を見返していただきたいのですが、蝸牛骨迷路(赤い部分)から鼓室(緑部分)には誰でもリンパ液が漏れてきます。この漏れ方が必要以上に多いと溜まったリンパ液から炎症を起こし中耳炎となります。急性の場合には病院にすぐに行ってください。  本来はこの余計なリンパ液は口蓋帆張筋の働きで排泄されます。 一枚目の黄色の付近にある耳管を伝って余分なリンパは排泄されるのですが、通常は口蓋帆張筋が弛緩しているので耳管は上の図のように閉じています。同じ図にあるように三叉神経の神経刺激で口蓋帆張筋が収縮して耳管が開くことで排泄が促がされます。イメージしやすいのは唾を飲み込む動きや欠伸で耳の詰まりが抜ける時が耳管が開いてる状態です。  慢性的な中耳炎の人はこの機能が上手く働いておりません。アプローチ的には神経の相同性という機能を活用します。具体的には三叉神経の連動性を利用することです。例えば三叉神経神経は眼神経から瞳孔の収縮を利用して機能低下を測れますし、ルーツは同じ三叉神経運動核起因のため顎の筋肉への刺激入力を介して口蓋帆張筋を賦活させ慢性中耳炎の改善や鼓膜張筋由来の突発性難聴改善につながるようアプローチします。また、頭蓋仙骨療法にを用いて脳神経の所在する中脳橋延髄など脳幹を賦活させます。  再度重複しますが、急性の中耳炎の場合は病院にすぐに行くようにしてください。

2021.01.12腰椎椎間板ヘルニアや腰椎脊柱管狭窄症に伴う「坐骨神経痛」について

こんにちは、やもと整骨院です。お正月の賑わいも過ぎ、やっと普段の生活が戻ってきましたが例年よりも寒さが厳しく至る所で痛みを抱えてる方は多いのではないでしょうか。 そこで今日は腰椎椎間板ヘルニアや腰椎脊柱管狭窄症などの症状の1つでもある「坐骨神経痛」について取り上げてみようと思います。まず、坐骨神経痛とは何か?という事です。坐骨神経は人体のなかで最も太く、長い末梢神経で腰のあたりから爪先まで伸びています。この神経が圧迫されるなどの刺激を受けると、腰や腎部・太もも・ふくらはぎや足の先などに鋭く電気が走ったような痛みやビリビリとした痺れ、強く張っている感じなどの症状が生じます。これが「坐骨神経痛」と言われているものです。これらの症状は足全体に強く出ることもあれば、一部分だけに強く出ることもあります。また症状をくり返すうちに痛みが強くなり、歩行や椅子から立ち上がることが困難になる可能性も…さらに症状が悪化すると立っているだけで辛かったり、座っていても痛んだりといった状態になり日常生活に支障を及ぼす恐れがあるので注意しましょう。 次に坐骨神経痛となる主な原因としては腰椎椎間板ヘルニア・腰椎脊柱管狭窄症・梨状筋症候群などがあげられますが、過度な運動・運動不足・長時間のデスクワーク・加齢・交通事故なども原因に含まれており、いずれも腰に負担をかけすぎることで発症しやすくなる傾向にあります。特に、重いものを持ち上げたり、体をひねるような運動をすることが多い肉体労働者や、常に同じ姿勢で運動不足に陥りやすいデスクワーカーなどは、坐骨神経痛が発症するリスクが高くなるため出来るだけ早急に原因を確認して適切な対策をとることが大切です。ここで気になるのが「適切な対策」とは何か…基本的には正しい姿勢と生活リズムを整えることです。正しい姿勢を保ち続けることができれば、腰への負荷を最小限に押さえることができるので、結果的に痛みを抑えることができます。特に現代人は猫背の人が多く、慢性的に腰に負担をかけている人が多くいます。 まずは壁が背にピッタリ触れるように立ち、後頭部、肩甲骨、お尻、かかとが壁に付くように立った状態を常に保てるように意識してみましょう。 また「なるべく重いものをもたない」、「長時間同じ姿勢をとらない」、「激しい運動はさける」、「肥満しているようであれば減量する」、「安静にしている」、「腰周辺の筋力をつける」といったことがあげられます。特に腹筋や背筋、インナーマッスルが十分にないと正しい姿勢のキープが難しくなるため筋トレ・ストレッチは大切です。他にもホットパックを利用したり、温浴するなど、患部を温めると痛みが和らぐこともあります。手遅れになる前に、これ以上症状を悪化させないためにも普段の生活を見直し改善に努めましょう!

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