スポーツ障害。パフォーマンス
2021.07.09宮城(東松島.石巻)で野球肘、野球肩にお悩みの方が絶対知るべきポイント。
日頃よりのご愛顧誠にありがとうございます。本来は雑誌んだっちゃに合わせ記事公開したかったのですが、多忙により遅れました点 お詫び申し上げます。 コロナ禍ながらも感染症対策を講じて昨年と違い中総体や高総体も今年は開催されスポーツに打ち込める日々かと存じます。 今回はそういったスポーツを頑張る方へエールとして最新最先端の野球スローイング障害予防、克服のノウハウをご紹介したいと思います。 野球のスローイング障害の種類について。 ①野球肩…ボールを投げる上肢の関節付近の疼痛。 種類 1…インピンジメント症候群 2…リトルリーグショルダー 3…腱板炎 4…ベネット病変 5…SLAP損傷 ②野球肘…ボールを投げる上肢の肘付近の痛み 1…離断性骨軟骨炎 肘がしっかり伸びきらない。肘を曲げて肩に手がつかない可動域制限あり。握力弱化や強く握ると肘が痛い。 2…MCL損傷 3…野球肘内側型 靭帯損傷が多く少年野球では軟骨損傷が多い 4…野球肘外側型 滑膜炎や骨性障害が多い 5…野球肘後方型 骨膜炎や骨性障害が多い 肩や肘の障害では上記のように痛みのある箇所により器質的(骨、軟骨、靭帯、腱など構造そのもの)な障害を起こしているケースが多いため 的確な病態を把握するのが大事です。 上記のうちSLAP、ベネット病変、MCL損傷は手術が必要なケースもあるのも頭に留めていただきたい。 一般的なケア。患部に対する電気治療など物理療法やマッサージ、ストレッチ。テーピング。 これらが通念的かと思います。 一般的なケアでは根本的解決には至らない!。 疼痛緩和として患部にケアは悪くはありません。しかし、根本的な原因目を向けないといつまでも改善しない点が重要です。 根本的な原因とは『手投げ』になっていることです。手投げになっているからこそ、腕そのものの過度なストレスがかかり 肘、肩を壊してしまうのです。つまり肩が痛いか、肘が痛いかは場所は重要ではありません。もちろん、手投げではケガを 招くだけでなく本来もっているパフォーマンスを出し切れない要因にもなります。 では『手投げ』とはどういう状態でしょうか。 ①投球時に肘が下がっている。 ②アクセレーション時に体が前のめりになっている。 ③振り上げた上げた足を着いたときに身体が開いている。 『手投げ』の原因。 手投げにより肩、肘を壊す原因は下半身からの力を生かしきれていないの一言につきます。 手投げの原因を写真の下半身と上半身の運動連鎖について説明をします。 写真の骨盤のように投球時のセットアップの際に振り上げる足側の骨盤が後傾すると連動して肩甲骨が前傾します。 肩甲骨が前傾したままコッキングにフェーズ移行すると肘は下がったままになります。それを修正しようとするほどフォームが乱れ身体が前のめりになる悪循環になります。 『手投げ』による野球肩、野球肘を克服するためのピラミッド。 重要なのは①股関節柔軟性②骨盤と体幹の安定性。下半身がしっかり出来上がっている上で③肩甲胸郭関節の機能性です。 イメージ的には写真のピラミッドです。 しっかりパフォーマンスが出せている投球はコッキングからアクセレーション時にかけてしっかり股関節が内旋しています。その後リリース時に足を着く際も外側に足が逃げないため身体が開かない綺麗なフォームでリリースまで完結します。 逆に股関節が内旋できないで外旋優位なパターンは、上と同じ写真になりますがこのように振り上げた股関節が外旋したままリリースに至ります。 こうなると着地した足は自然と外側に足先、膝が逃げてしまうため正面から身体を見ると『身体が開く』状態になります。 ここまでのまとめをします。ケガのリカバリーだけでなく運動連鎖と必要な筋力の付け方、関節柔軟性をよく理解しないとパフォーマンスが発揮できません。そして、理解不足のまま練習してしまうことで肘、肩に過剰な負担より故障を招きます。根本的な原因の股関節柔軟性、体幹臀筋の安定性目を向けないままではいくら電気やマッサージを肘や肩に施術しても改善しません。 スポーツでお悩みの方は是非ご来院ください。 宮城県(東松島、石巻)の整骨院 やもと整骨院
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