オステオパシー
2019.02.12自然治癒力にはリンパドレナージュは欠かせない
昨日までの3日間東京でケリーDOからリンパ治療を教わった。身体の治癒には酸素、栄養を動脈から供給され、老廃物や毒素を静脈、リンパから排出する。供給と排出のサーキュレーションが自然治癒力の根幹といえる。治癒力の働きが悪い時は当然そのメカニズムがうまくいっていないのだが、機能させるには排出が供給より先にこなければならない。鬱血したままではいくら供給されても意味がないからだ。リンパ毛細管は骨の中までも細かく張り巡らされている。ジェネラルなリンパドレナージュをすることで排出を補助できるというのがテーマだった。酸素、栄養の受け渡しと老廃物の排出は細胞内液と細胞外液での膠質浸透圧によって行われる。そして血流には心臓の正常な働きも欠かせない。つまりいきなりリンパドレナージュをしても意味はなく、胸腔腹腔骨盤腔の圧力の移行が適切に行われる必要がある。そのためには呼吸機能を正しく機能させなければならない。小脳テント、胸郭入口横隔膜、呼吸横隔膜、骨盤隔膜の四つの横隔膜を施術で整える。また、心臓は自立神経であり交感神経管と迷走神経への施術も欠かせない。呼吸と自立神経をクリアにした上でリンパドレナージュをかけていく。ケリーDOにはかれこれ10年は教わり続けているがいつも深い内容で伝統を重んじつつ、先進的な取り組みが両立されて更にはエビデンスがしっかりしている。良いメンターをもつことは非常に幸福この上ない。
2015.05.08GWは東京でオステオパシー研修でした。
オステオパシーというと聞きなれない言葉ですが、一言でいうと外国の整体になります。由来はスティル博士という医師が、お子さんを 病気で亡くされたことに投薬やオペなどの西洋医学に限界を感じ徒手療法による治療法を体系付けました。 今回は尊敬するケリー先生が日本で初めて講演されたエナジェティクスによる治療法を学んできました。 詳しい治療法は割愛しますが、いつも素晴らしいと思うのはセミナーの手順で、ケリー先生は必ず施術のビフォーとアフターの 違いの評価を第三者に行なわせます。これによりプラシーボは通用しなくなります。数多くのセミナーに参加しましたが、ハズレの セミナーはそういった評価を会場の雰囲気でごまかす例もよくあります。 セミナー中に膝にボルトの入ったかたの足を評価させていただき、ボルトの入った側が膝の屈伸の可動性も制限され、なおかつ足そのものの重さも 健側より重かったのですがケリー先生の施術後を評価したら信じられないほど可動性が改善し重さもとれておりました。 この治療法そのものが既存の概念を覆す方法ですが、もたらされた結果もそれ以上に概念を超越したことを目の当たりにしてただただ驚くばかりでした。
- page 1 of 1
- 1
カテゴリー
人気記事一覧
最近の投稿
アーカイブ
- 2022年5月 (4)
- 2022年4月 (5)
- 2022年3月 (2)
- 2022年2月 (3)
- 2022年1月 (3)
- 2021年12月 (1)
- 2021年11月 (1)
- 2021年9月 (2)
- 2021年8月 (2)
- 2021年7月 (3)
- 2021年6月 (1)
- 2021年5月 (2)
- 2021年4月 (4)
- 2021年3月 (2)
- 2021年2月 (2)
- 2021年1月 (2)
- 2020年12月 (4)
- 2020年11月 (1)
- 2020年10月 (1)
- 2020年9月 (2)
- 2020年7月 (1)
- 2020年4月 (1)
- 2019年6月 (1)
- 2019年4月 (1)
- 2019年3月 (1)
- 2019年2月 (1)
- 2018年6月 (1)
- 2018年5月 (4)
- 2018年3月 (7)
- 2018年1月 (2)
- 2017年12月 (6)
- 2017年11月 (3)
- 2017年2月 (1)
- 2016年11月 (1)
- 2016年9月 (1)
- 2016年8月 (1)
- 2016年7月 (1)
- 2016年5月 (1)
- 2016年4月 (2)
- 2015年12月 (1)
- 2015年9月 (4)
- 2015年8月 (1)
- 2015年7月 (5)
- 2015年6月 (2)
- 2015年5月 (3)
- 2015年4月 (2)
- 2015年2月 (2)
- 2014年12月 (1)
- 2014年9月 (1)
- 2014年7月 (18)
- 2014年6月 (8)