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2021.06.11外反母趾の原因と改善法

外反母趾とは、母趾(おやゆび)が外反する(小指に曲がる)病態ですが、同時に第1中足骨が内反(内側に広がる)しています。この第1中足骨の内反が外反母趾変形の始まりと考えられています。中足骨が内反する一方で、母趾は逆に靴の先により外側に押し曲げられます。それと同時に母趾内転筋に引っ張られることにより付け根でねじれながら「くの字」に曲がってしまいます。

さらに外反母趾の多くは、扁平足も伴っています。また足の“縦横のアーチ”がつぶれ横幅の広い開帳足にもなっていることが多く、これも外反母趾の諸症状を生じる要因となっています。

また足の裏を見てみると、ときに足の人差し指の付け根や小指の付け根などにタコを形成し、その部位に痛みが生じることがあります。これらのタコは足の“横アーチ”が低下することにより、中足骨頭が足底に突出し、蹴り返し動作の際に中足骨頭に負担がかかるために生じるものです。
 外反母趾では親指で蹴り返すことが出来なくなっているため、代償性に他の指(特に第2趾)が蹴り返す役割を担うことになっているのです。

他にも親指の付け根の内側の突出部が靴に当たるなどの刺激を受け、“バニオン(腱膜瘤)”と言われる皮下滑液包炎を生じ「はれ」や「発赤」、「疼痛」を伴うことがあります。
その突出部には親指に行く知覚神経が通っているため、その神経が圧迫されることにより親指にしびれや痛みが生じることもあります。
 また足の形態異常のため筋力バランスが崩れ、歩きにくく疲れ易いと言った症状も呈します。足のアーチの低下は長期的には足関節の疼痛や変形をも引き起こします。

それでは一体何故、外反母趾が起こるのか??
外反母趾の原因は外的要因と内的要因に分けられます
①外的要因: 1つ目としては靴の不適合があげられます。足に合わない靴、特にハイヒールなどは外反母趾発生の最大の原因と考えられています。
 ハイヒールを履くと、足底にかかる体重は前足部に集中します。その結果、足は横に広がり開帳足になります。しかしハイヒールの先は細くなっているため母趾は付け根で“くの字”に曲げられ外反変形を生じ、小趾は逆に内反変形を生じるのです。
2つ目は生活習慣があげられます。現代社会においては1日のうちで靴を履く時間が長く、裸足になる時間が減少してきました。また乗り物を利用することが増え、自分の足で歩く機会は逆に減少してきました。近年では乳幼児の頃から履く靴などもあり、足の筋骨格形成において最も重要な時期に悪影響を与えている可能性があります。本来は乳幼児期には裸足で歩かせたり、鼻緒のある下駄やサンダルで歩かせることが足の筋骨格形成において大切なことなのです。このように現代社会では足の筋力はどんどん低下する傾向にあり、アーチの消失した扁平足や横幅の広い開帳足が増えて来ています。

②内的要因: 発生頻度を男女別で調べてみるとその比は1:10と圧倒的に女性に多いことが知られています。これは女性の方が男性より関節が柔らかいことや、筋力が弱いことなどに起因している可能性があります。したがって女性であることが内的要因の1つと言えるでしょう。
別の内的要因として足の形態的特徴が挙げられます。先天的に扁平足である場合や、母趾が第2趾よりも長いタイプの足(エジプト型と言います)、母趾の付け根の関節(中足骨頭)が丸い形をした人などが外反母趾に成りやすい足の形態と考えられています。また、関節リウマチやエーラスダンロス症候群のような全身関節弛緩を生じる疾患が基礎にある人も外反母趾に成りやすいと考えられています。
外反母趾の治療法、改善策をあげるとするならまずは靴による影響が大きいのでハイヒールなどの踵が高く先の細い靴をあまり履かないことが大切ですし、普段履く靴も縦横のサイズの合った正しい靴を選ぶことが大切です。
また裸足で歩くことや、下駄やサンダルなどの鼻緒のついた履物を履くこと、さらにタオルやゴムひもを用いた運動を行うことなども足の筋力を鍛える効果があり有効です。また足趾のストレッチを行い関節の拘縮を予防することも大切です。
但し、運動療法は軽症例においてのみ有効で、ある程度進んだ外反母趾にはかえって悪影響を与えることになるので注意が必要です。その際は専門医に御相談下さい。
他にも足底板なども効果的です。外反母趾などの足の変形の進行予防、痛みやシビレ胼胝形成など、アーチの潰れが原因となる症状の改善、歩き易く疲れ難くなるといった歩容の改善、外反母趾の角度やアーチの矯正効果などが期待出来ます。
当院でも外反母趾の治療、ご相談は随時受付ておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。宮城県東松島市、石巻市の整骨院

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