
国家資格のため骨折・脱臼・捻挫・打撲といった
骨や筋肉や関節の損傷の治療には保険が適用されます。
整骨師は柔道整復師という国家資格者のことを指します。
整骨と整体の違い 柔道整復師とはもともと柔道による外傷のケアを体系づけたものです。
また国家資格であることは解剖・生理学といった身体を触診するうえでもっとも大切なことを充分に学んでおります。
整体師は民間の資格であるため各学校により修学期間や習得単位にバラツキがあり、しっかりカリキュラムを2~3年で消化するしっかりした学校もあれば3ヶ月程度の浅い学校もあります。受診される場合はどの程度身体について学ばれているか尋ねられたほうがよいでしょう。
急性の腰痛や首痛は椎間板ヘルニアを起こしている可能性があります。
例えば、歩行困難で数歩も歩けない、激痛で首がもちあげられない、まわせないときは、重度のヘルニアは飛び出した状態の可能性が高いです。
この場合、整形外科にてMRIなどで調べるべきでしょう。
飛び出した髄核が吸収されるまでは炎症をおさえるためアイシングやコルセットや頚椎カラーなどで安静保持が大事です。このときは手技で患部を刺激することは炎症を悪化させる可能性が高いので
「ぎっくり腰1から3回で治します」とうたう治療院は避けたほうがいいでしょう。
筋膜性のみのぎっくり腰なら1回から3回で治る可能性はあります。つまり症状を鑑別し、ヘルニアなのか筋肉のみの損傷なのか判断し、適切な治療を選択することが大事です。
例えば上述の重度のヘルニアだった場合、安静期間を経て日常生活動作が
痛いながらも送れるような時期が手技の効果により早期に回復がみとめられるかと思います。
また、筋・筋膜性のぎっくり腰の場合も手技療法で早期に回復できるでしょう。
この場合炎症を起こしている患部は物理療法や安静メインで行い、
患部に悪影響をあたえている要因を探し治療します。
人によって治療にさける時間、かけられる費用、かかえている問題など様々です。
患者様をとりまく環境を会話を通して把握することで治療期間治療費、治療内容をプランニングし最適な治療計画を立てご提示する。
また、しっかり話しを聞くことで見えてくる患者様本人が気づいていなかった本質的な問題が見えてくる場合もあります。例えば腰痛で来院されたかたが、話をよくよく聞くと腰痛のせいでイライラしがちで仕事が効率よくできなかったり、周りに当り散らしてしまうのが問題で、イライラしない状態をつくるのが本質的な問題だった事例もあります。
これは単に痛いところを言われるがまま単に治療していれば見過ごしてしまうでしょう、ゆえに会話は非常に大事な要素となります。

よく治療院で目にするのが「バキバキするような治療はやりません」というのを見かけます。
是非を言う前に、バキバキやパキパキがそもそも何なのかといいますと関節内を満たす滑液の内圧が急に変化すると気泡がはじけるように「パキッ」と音がします。
これが「バキバキ」や「パキパキ」の正体で、よく首を曲げると音がするのもそのせいです。
その是非ですが「パキッ」といった矯正音はカイロプラクティックのアジャストメント、活法や古法のような整体の技ですることがあります。
アジャストメントとは関節に対し高速低振幅の力を加える手技で正確な矯正は痛みを伴いません。
当院ではアジャストメントは症状の回復に必要なケースがあると考えます。ただ、それには繊細な触診、正確かつ適切な矯正が要求され非常に高度な技術力を要します。
もう少し詳しく述べますと、関節にはロッキングという関節がかみこみひっかかったため可動性が減少、制限された状態があり、またハイパーモバイルという関節がぐらぐら動きすぎて不安定な可動性の過剰に亢進した状態があります。
アジャストメントはロッキングした状態を解放するのに最も最適な手段で、受けられたかたは爽快感、解放感を得ることができます。
また、ハイパーモバイルな状態は例えば、首をクセでよく鳴らす人はいつも同じところが鳴っていることが多く、そこは不安定なため自分で鳴らすと首の状態が悪化します(治療で頚椎を適切に分析するのが大事です)。
では「バキバキ」がよくないケースがどんなケースかといいますと1つはよく診断せず矯正することでハイパーモバイルが悪化する、もう1つはセラピストが力まかせに矯正し組織を傷つけてしまう、最後に患者様の基礎的状態や症状をよく把握せず行うことで傷つけてしまう。
この3つが悪化させてしまうトラブルの原因になります。大事なのは患者様が矯正音の手技は怖い、過去に強引な矯正で痛くなったことがある、骨が弱い、血管が弱い、虚弱な体質、炎症が強いケースには矯正音をする手技を避け別なアプローチをすることです。つまりセラピストがしっかり問診をとり技術力が高ければ患者様は最短ルートで治癒にいたると言えます。